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ICDとは・・・

ICDは英語のInternational Classification of Diseasesの略です。
日本ではこれを国際(こくさい)疾病(しっぺい)分類(ぶんるい)と呼んでいます。

国際疾病分類とは何でしょう?

皆様は、病名がどれぐらいあるかご存知でしょうか?
・・・一説によると、10万以上あるそうです。すごい数ですね!
10万以上の病名を整理するとしたら皆様ならどうなさいますか?実は、こうした分け方を世界的規模で行ったものを、国際疾病分類と言います。これは世界中が使っている共通のコードなのです。

ICDコードとは・・・

コードとは番号のことです。疾病に番号を付けるわけです。 その方式は・・・まず呼吸器系の疾患をJ、消化器系の疾患をKというようにアルファベットで区切っておきます。それから呼吸器系の疾患であれば、その中の肺炎をJ18、気管支炎をJ40というふうに数字の番号を付けていくのです。 国際疾病分類ではこのような番号をICDコードと呼んでいます。また、コードを付けていくことをコーディングと呼んでいます。

なぜコーディングが必要なのでしょうか?

答は「簡便化のため」です。例えば、統計を作る場合、病気を名前で処理するよりも、番号で処理する方がずっと迅速だからです。またこれによって、多くの病名の国際比較も簡単にできることになります。 しかしコーディングをする理由は他にも大きなものがあるようです。そうなのです。最近は保険請求の際にも、さかんに使われているのです。

DPCとは・・・

DPCはDiagnosis Procedure Combinationの略です。直訳すると「医師の診断と診療行為の組み合わせ」という意味ですが、これは簡単に言うと「疾患ごとに治療単価を決めていく方法(包括評価)」を指します。この方式を用いて、病院は「病気の治療にかかった費用を、健康保険組合などに請求できる」というわけです。この制度改革が数年前から、始まったのです。

DPCには絶対にICDコードが必要です!

DPCには必ずICDコードが必要とされます。その理由は、「データを効率よく集め、処理するためにはICDコードが最も効果的だから」です。逆に言えば、もしもICDコードを用いなければ、5倍も10倍も費用と労力がかかることでしょう。

なぜDPCが導入されたのでしょうか?

わが国がDPCを取り入れた理由は、主として「保険診療のコスト適正化のため」です。 現在、医療費は人口の高齢化と疾病構造の変化に伴い、すでに30兆円を超える規模に達しています。このような医療保険制度を見直す目的でDPCが導入されたのです。
そのため、現在では多くの病院が従来の出来高からDPCに移行するための決断をしなければならなくなったのです。

今後どうすればいいのでしょうか?

医療事務の仕事は保険請求が主体です。今まではレセプトの点数を知っていれば、保険請求が可能でした。ですが、DPC下での、診療明細の作成には必ずICD コードも知って おく必要が出てきたのです。つまりICD コードの知識は必須となったわけです。

 

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